三重県では28日、新たに462人に新型コロナウイルスの感染がわかりました。15日続けて1週間前の人数を下回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの462人です。内訳は四日市市が103人、津市が81人、鈴鹿市が72人、桑名市が34人、松阪市が28人などとなっていて、半数近くの感染経路が今のところわかっていません。

 年齢別では10代が17.3%と最も多く、20代以下が全体の48.9%を占めています。

 また、4月11日に公表された20代から90代までの7人は、同じ医療機関の患者と職員で、県は「リハビリなどの治療で患者と職員が接触した際に、感染が広がった可能性がある」として、この医療機関の感染者の集団を県内157例目のクラスターとしました。

 新規感染者数は15日続けて1週間前の人数を下回っていますが、県は「緩やかな減少傾向が続いているが、GW期間中の人の移動で、感染者が増える可能性もあるので、換気などの感染対策をお願いしたい」としています。

 三重県の28日時点の入院患者は前日と変わらず88人で、病床使用率は17.4%のままです。重症者は1人増えて3人になりました。

 自宅療養者数は、前日から206人減って3973人になっています。