愛知県の認可外保育施設で2021年6月、当時1歳の男の子がパンをのどに詰まらせたとみられる事故で死亡していたことが分かりました。

 愛知県によりますと、死亡したのは当時1歳の外国籍の男の子で、2021年6月、他の園児から渡されたパンをのどに詰まらせたとみられています。

 施設は県に設置の届け出をしていなかったため、行政の指導や研修を受けていなかったということです。

 国の基準では、6人以上を保育する場合、保育士資格を持つスタッフなどを複数人配置することを求めていますが、事故当時は資格がない園長が1人で幼児7人を見ていました。

 事故があった施設はその後、県に廃止を届け出て閉所しています。