伊勢神宮の祭典で供える米の苗を植える「神田御田植初」が行われました。

 伊勢市楠部町の神宮神田で行われたこの行事は、室町時代から続くと言われ、神田を管理する作長が投げ入れた米の苗を作丁と呼ばれる2人が手植えしていきました。

 その後、菅笠・烏帽子姿の保存会の会員らが参加し、雅楽が奏でられるなか苗を植えました。

 育った米は9月に収穫され「神嘗祭」など伊勢神宮の祭典で供えられます。