通報者「段々と道路の色が赤黒く…」道の側溝に血を流して死亡した男性 殺人事件と断定 近くに脱輪した車も
11日朝、愛知県知立市にある道路脇の側溝で、血を流して死亡している男性が見つかり、警察が殺人事件と断定し捜査を開始しました。
<通報内容>
「車が溝にはまっている」
11日午前6時過ぎ、知立市八橋町で、散歩中の男性からあった警察への通報。警察が駆け付けると、公園の脇には脱輪した乗用車が。
そして、すぐ近くの側溝の中で血を流して倒れている男性を発見。警察や消防によりますと、男性には切り傷があり、上半身は裸。横向きで全身が側溝の中に入った状態で、その場で死亡が確認されました。
通報者の男性:
「段々近づいていったら、道路の色が赤黒くなっていて、乾いて。すごかったよ、4m四方ぐらいに血がびゃーっとなってて。ちょっと離れた所に血溜まりが、まだ乾いていない状態だったから」
通報した男性によると、現場には大量の血の跡が広い範囲にわたって残っていたといいます。
近くの住民:
「(きのう)夕方5時に散歩したときは(車は)なかったです。散歩道なので7時ぐらいまでは結構人が通るんですよ。もし側溝にはまっているとかだったら、すぐ気付かれると思います。見かけない車だと気になるから、初めて見る車かなと思います」
男性は20代から40代くらいで、警察は身元の確認を急ぐとともに、切り傷があることなどから殺人事件と断定。捜査本部を設置しました。