愛知県では5月12日、新たに2373人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 1週間前の木曜日は連休中で検査件数が比較的少なかったこともあり、886人と少なく、12日は1487人上回っていています。

 ただ、2週前の木曜日は2313人、3週前の木曜日は2494人で、大村知事は感染状況について「横ばい」との認識を示しています。

 内訳は名古屋市が784人、豊田市が137人、岡崎市が136人、一宮市が111人、春日井市が93人、豊橋市が86人、豊川市が67人、安城市が61人、西尾市が56人などとなっています。

 12日は、亡くなった人の発表はありませんでした。

 愛知県の11日時点での3回目ワクチン接種率は、20代が34.52%、30代は37.26%にとどまる一方で、60〜64歳では79.58%、65歳以上は88.73%となっています。

 県と各市町村は、60歳以上の人と18歳以上で基礎疾患のある人を対象に5月下旬から4回目の接種を始める方針で、準備を進めています。

 県によりますと、国から4回目用にワクチンが新たに届くのは6月6日の週以降ですが、各市町村には既に3回目までの在庫があり、対応できるということです。