大地震が起きた際でも迅速に飲み水が供給できるよう、名古屋市港区で13日、防災訓練が行われました。

 名古屋市上下水道局と市が指定する水道工事店の協同組合が合同で行った訓練は、愛知県内で震度6弱以上の地震が起きた想定で始まりました。

 訓練では、分水栓をハンマーで叩き壊して水道管から水が漏れた状態を作り、穴が開いた箇所を塞ぐ応急処置や、マンホールの上に仮の給水施設を作る手順などを確認しました。

 地震が起きた時は迅速な飲み水の確保が求められ、名古屋市上下水道局は地域住民らとも協力し、災害時にも迅速に対応できるように備えていきたいとしています。