三重県では5月13日、新たに432人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。7日続けて1週前の人数を上回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの432人です。内訳は四日市市が111人、津市が70人、鈴鹿市が46人、伊勢市が37人、伊賀市が34人で、半数以上の感染経路が今のところわかっていません。

 年齢別では10代が23.1%で最も多く、30代以下が70.4%を占めています。

 13日は80代の女性が11日に亡くなったことも発表されました。女性は新型コロナとは別の症状で医療機関へ救急搬送され、亡くなった後に陽性が判明したということです。

 三重県の13日時点の入院患者は、前日から5人増えて93人になりました。

 病床使用率は、確保病床数が前日から42減って463になったこともあり、20.1%に上がりました。

 県は減らした理由について「GW前の4月27日以降、入院患者が100人未満で病床使用率も20%を下回る日が続いていたため、病院側と協議して減らした」と説明しています。

 重症者は1人で前日から変化がなく、自宅療養者数は115人増えて3248人となっています。