三重県伊勢市の沿岸部に整備されている「津波避難タワー」で16日、三重県警が現地調査し、タワーの機能などを確認しました。

 伊勢市には、南海トラフ地震に備え津波避難施設が市内の8か所に整備されていて、16日は三重県警伊勢署の署員らが二見町にある津波避難タワーを訪れ、市の担当者から説明を受けました。

 4年前に完成したこのタワーは最大で1215人が避難でき、署員らは倉庫に備蓄している資材などを確認しました。

三重県警伊勢署の署長:
「細かい点まで配慮したタワーになっている。1人1人が防災意識を高めてもらい、災害の被害にあわないようよろしくお願いしたい」

 伊勢署は施設の概要を把握し、災害時に的確な活動を行いたいとしています。