岐阜県では5月23日、新たに326人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 新たに感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む10歳未満から90代までの326人です。

 新たなクラスターは6件公表され、八百津町の高齢者福祉施設では入所者8人と職員4人などあわせて16人の感染がわかっています。感染者は1つのフロアで確認されていて、この施設ではすでに60人の検査が終わっているということです。

 このほか、高齢者福祉施設の関係では羽島市の施設で14人、関市で11人、瑞穂市で8人、各務原市で8人、恵那市で8人に感染がわかり、それぞれクラスターとして公表されています。

 岐阜県はクラスターの公表を重症化リスクの高い人が多い医療機関や高齢者福祉施設に限定していますが、新規感染者は若い人が主体で学校や職場など様々な場所で、多数の感染者が確認されているということです。

 県内の病床使用率は22日の時点で28.7%、重症者は1人です。