重症ではなかった女性の死亡も…新型コロナ 三重で新規感染者424人 約2週間ぶりに病床使用率20%下回る
三重県では5月25日、新たに424人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1週間前の人数を4日続けて下回っています。
感染がわかったのは、10歳未満から90代までの424人です。
内訳は津市が58人、四日市市が57人、鈴鹿市が56人、桑名市が55人、伊勢市が38人、伊賀市が32人などとなっていて、約半数の感染経路が今のところわかっていません。
年代別では10代が19.8%で最も多く、20代以下が全体の50.2%を占めています。
25日は90代の女性と80代の男性のあわせて2人が亡くなったことも発表されました。
90代の女性は新型コロナに感染して以降、県内の医療機関に入院していましたが、24日に亡くなりました。この女性は重症ではありませんでしたが、新型コロナが死因だったとみられています。
また80代の男性は、別の基礎疾患が原因で自宅で亡くなりましたが、死亡後に検査をしたところ陽性が判明したということです。
25日時点の入院患者は前日から6人減って92人で、病床使用率は19.9%に下がっています。病床使用率が20%を下回るのは、5月12日以来13日ぶりです。
重症者は12日続けてゼロです。自宅療養者数は78人増えて、3021人になりました。