名古屋市は、新型コロナワクチンの4回目接種の対象として市が把握できていない市民からの接種券発行の申し込みの受付を、5月30日から始めます。

 新型コロナワクチンの4回目接種は、60歳以上か、18歳以上で基礎疾患があったり医師が重症化リスクが高いと認めたりした人が対象で、いずれも3回目接種から5か月経過していることが条件です。

 名古屋市はこのうち、60歳以上と障害者手帳などを持っている市民、それに1,2回目の接種で基礎疾患があると申告した市民に対しては4回目の対象として、適宜接種券を送ることにしています。

 一方で、把握できていない重症化リスクが高い市民も、2万人から3万人程度いるとみていて、市は30日午前9時からインターネットと郵送で接種券発行の申請を受け付けることにしました。

 申請から発送まで1週間から2週間程度かかることから、市は早めの申請を勧めています。