岐阜県では30日、新たに248人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、2人が亡くなったことも発表されています。

 新たに感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳から90代までの248人です。

 新たなクラスターは8件公表され、笠松町の高校では生徒39人と職員1人、生徒の家族11人のあわせて51人に感染が確認されています。

 感染がわかった39人の生徒のうち、24人は同じ運動部に所属していて、のどの痛みや全身の倦怠感など症状が出ていましたが、部活動に参加していた生徒が複数いたということです。この学校では、すでに150人の検査が終わっています。

 大垣市の高校でも同じ運動部の生徒19人を含む生徒22人とその家族などに感染がわかり、あわせて29人のクラスターが確認されました。

 美濃加茂市の高齢者福祉施設では、入所者34人と職員5人のあわせて39人に感染がわかっています。

 また30日は、関市の80代男性と美濃加茂市の70代女性が亡くなったことも発表されました。

 関市の男性は入院中で基礎疾患があり、ワクチンも接種していたということです。美濃加茂市の女性は基礎疾患があり、施設で療養していて、ワクチンも接種していたということです。

 県内で亡くなった人は累計で336人になりました。

 岐阜県内の病床使用率は、29日時点で32.0%、重症者はゼロです。