三重県では6月3日、新たに214人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。13日続けて1週間前の人数を下回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から80代までの214人です。

 内訳は鈴鹿市が49人、四日市市が38人、津市が35人、松阪市が11人などとなっていて、半数以上の感染経路が今のところわかっていません。

 年代別では10歳未満が21.0%と最も多く、10歳未満が最多の日が9日続いています。

 また、県によりますと、5月13日から28日までに感染が公表された29人は、同じ有料老人ホームの入所者や職員で、県はこの施設を新たにクラスターとしました。

 県は「食事やトイレなどの介助で接触した際に、感染が広がった可能性がある」としています。

 三重県の3日時点の入院患者は前日から3人増えて82人になり、病床使用率は17.7%になっています。重症者は1人で変わっていません。

 自宅療養者数は197人減って1989人になり、1月21日以来133日ぶりに2000人を下回りました。