三重県では6月6日、新たに73人が新型コロナウイルスへに感染したことがわかりました。新規感染者数が100人を下回るのは、146日ぶりです。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの73人です。

 内訳は津市が20人、鈴鹿市が11人、伊勢市と松阪市がそれぞれ7人ずつなどとなっていて、半数以上の感染経路が今のところわかっていません。

 年代別では10歳未満が21.9%で最も多く、10歳未満が最多を占めるのは12日連続です。

 また、5月29日から6月3日までに陽性が判明した感染者のうち、高齢者向け住宅で入居者ら19人、有料老人ホームで入所者など9人の感染が確認され、それぞれの集団が新たにクラスターになりました。

 県はいずれのクラスターについても、「食事や入浴などの介助の際に感染が広がった可能性がある」としています。

 6日は80代の女性2人が亡くなったことも発表されています。2人とも基礎疾患があり、新型コロナが死因ではないということです。

 三重県の6日時点での入院患者は前日から2人増えて85人で、病床使用率は18.4%に上がっています。重症者は1人で変わっていません。

 自宅療養者数は159人減って1608人です。