愛知県では6月6日、新たに415人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。新規感染者数が500人を下回るのは、今年1月11日以来146日ぶりです。

 内訳は、名古屋市が141人、岡崎市が46人、一宮市が27人、豊橋市が26人、小牧市と大府市がそれぞれ12人、春日井市が11人などとなっています。

 6日は名古屋市の80代の女性など高齢者2人が亡くなったことも発表されました。

 また、県は5月31日時点で新型コロナワクチンの「副反応等見舞金」への申請が115件あり、うち68件について既に支給したと発表しました。

 68件の症状別では、アナフィラキシーが31件、心筋炎が3件、死亡に至ったものが2件、ほかに脳梗塞や関節炎などがありました。

 副反応等見舞金は2021年2月以降に新型コロナワクチンを接種して副反応で治療を受けた人に医療費(自己負担分)の半額を支給する愛知県独自の制度で、これまでの支給総額は242万円あまりだということです。