三重県では7日、新たに147人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。1日あたりの感染者数は前の週の同じ曜日を17日続けて下回っています。

 感染がわかったのは、四日市市や鈴鹿市などに住む10歳未満から80代までの147人です。内訳は四日市市28人、鈴鹿市27人、桑名市14人などで、6割ほどの感染経路が今のところわかっていません。

 年代別では10歳未満と10代、30代と40代がそれぞれ15%ほどの割合を占めています。

 また、5月14日から19日に公表された感染者のうち13人は、同じデイサービス施設の利用者や職員で、県は「食事などの介助や入所者同士の会話の中で感染が広がった可能性がある」としてこの施設を新たにクラスターとしました。

 三重県の7日時点の入院患者は前日から17人減って68人で、病床使用率は14.7%に下がっています。重症者は1人で変わりません。

 自宅療養者数は前日から92人減って1516人です。