6月10日からの外国人観光客の受け入れが再開されるのを前に、9日、三重県庁ではツアーなどを受け入れる観光業界の関係者がワーキンググループを開催しました。旅先で新型コロナ感染が発覚した際の、県の対応などについて確認しました。

一見三重県知事:
「コロナ禍でのインバウンドの再開であります。したがいましてこれから出てくる想定される課題にどう対応していくのか」

 受け入れ再開による観光需要の回復に期待が高まる一方、感染対策の課題として、出席者からはマスク着用を理解してもらうことや、感染者が出た際の待機場所の確保について不安視する意見が上がったということです。

 コロナ前の2019年度、三重県に宿泊した外国人観光客の数は、中国を中心におよそ39万人でしたが、2021年は1万7000人ほどに落ち込んでいました。