三重県では6月10日、新たに134人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。20日続けて1週間前の人数を下回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から80代までの134人です。

 内訳は四日市市が22人、津市が18人、鈴鹿市が15人、桑名市が12人などとなっていて、ほぼ半数の感染経路が今のところわかっていません。

 年代別では10歳未満が23.9%で最も多く、20代以下が全体の55.2%を占めています。

 また、5月26日から6月8日までに公表された感染者のうち、高齢者向け住宅の入居者ら12人、有料老人ホームの入所者ら16人に感染が確認され、県はそれぞれ集団を新たにクラスターとしました。

 いずれのクラスターについても県は、「食事や入浴の介助や医療機関への送迎の際に感染が広がった可能性がある」としています。

 三重県の10日時点の入院患者は前日から1人減って64人で、病床使用率は13.8%に下がっています。重症者は1人で変わりません。

 自宅療養者数は前日から118人減って1322人です。