三重県では11日、新たに144人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1週間前の同じ曜日の人数を21日続けて下回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの144人です。内訳は津市で27人、四日市市で27人、桑名市で17人、鈴鹿市で14人などとなっていて、ほぼ半数の感染経路が今のところわかっていません。

 年代別では10歳未満が22.9%で最も多く、20代以下が全体の52.8%を占めています。

 11日は死者の発表はなく、新たなクラスターの発生もありませんでした。

 三重県の11日時点の入院患者は前日から5人減って59人で、病床使用率は12.7%に下がっています。病床使用率が13%を下回るのは、今年3月1日以来、102日ぶりです。

 重症者数は1人で変わらず、自宅療養者数は前日から80人減って1242人です。