三重県熊野市では花火のように放射状に花を咲かせる「アガパンサス」が見頃を迎えています。

 アガパンサスは南アフリカ原産の多年草で、梅雨の時期から初夏にかけて小さな薄紫の花を花火のように咲かせるのが特徴です。

 咲いているのは熊野市の世界遺産「花の窟神社」周辺で、例年と同じ6月初めから咲き始めました。

 20年ほど前に参拝者に楽しんでもらおうと地元の有志の手で植えられたもので、現在およそ500株が涼しげな花を咲かせています。見頃は7月初めまでということです。