三重県では6月20日、新たに108人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1週間前の人数を3日ぶりに上回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの108人です。内訳は津市が41人、松阪市が14人、志摩市が12人などとなっていて半数近くの感染経路が今のところわかっていません。

 年代別では10歳未満と20代がそれぞれ14.8%で最も多く、70代が9.3%、90代が8.3%となっています。

 20日に公表された感染者のうち、津市の80代と90代の女性10人は、同じ高齢者施設を利用していたということで、県は施設でクラスターが発生した可能性もあるとみて調べています。

 20日は亡くなった人や新たなクラスターの発表はありませんでした。

 三重県の20日時点の入院患者は前日から6人増えて58人で、病床使用率は12.5%に上がっています。重症者は1人で変わりません。

 自宅療養者は、前日から26人減って1053人です。