岐阜県では6月22日、新たに146人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から90代までの146人で、30日続けて1週間前の人数を下回りました。

 新たなクラスターとして岐南町の診療所の集団が公表され、これまでに職員4人と患者1人などあわせて9人に感染がわかっています。この診療所では職員や患者など9人の検査を終えているということです。

 また、県は感染者として公表されていた50代の女性がオミクロン株の「BA.5」に感染していたことを発表しました。

 この女性は海外への渡航歴はなく市中感染とみられていますが、軽症だということです。県内で「BA.5」への感染が確認されたのは初めてです。

 県によりますと「BA.5」への置き換わりが進む海外の事例をみると、感染力が「BA.2」より強いとみられるということです。

 県内の病床使用率は21日時点で10.7%、重症者はゼロです。