日本画を手掛ける若手作家の登竜門として開かれる作品展「新日春展東海展」が、愛知県美術館ギャラリーで開かれています。

 新日春展は、日本画芸術の振興と新人画家の育成を目的に開催される作品展で、会場には全国から集まった日本画およそ120点が並んでいます。

 最高賞にあたる「新日春賞」を受賞した城野奈英子さんの作品「刻廻る」は、キャンバスに油絵具ではなく日本画絵の具を使う新しい技法で、ひまわりをカラフルに描いています。

 岐阜県出身の画家が描いた作品「涼果」は、みずみずしいスイカの断面を美しく表現しています。

 新日春展東海展は、愛知県美術館ギャラリーで6月26日まで開かれています。