三重県では6月24日、新たに181人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1週間前の人数を3日続けて上回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの181人です。内訳は四日市市が45人、津市が34人、松阪市が21人、桑名市が14人などとなっていて、全体の半数近くの感染経路が今のところわかっていません。

 年代別では10代が19.3%で最も多く、20代以下が全体の47%を占めています。

 24日は、入院していた60代の女性が23日に亡くなったと発表されました。新型コロナが死因だったということです。

 三重県の24日時点の入院患者は、前日から6人減って52人です。重症者は1人で変わりません。

 病床使用率は全体の病床を24日から116床減らしたため、15.0%に上がっています。

 病床を減らした理由について、県は「病床使用率がここ数日10%台で落ち着くなど、新型コロナ患者の受け入れ病床に余裕ができたため」としています。

 自宅療養者数は、前日から21人増え1164人になっています。