県「今後上昇に転じる懸念」新型コロナ 三重で新規感染者139人 年代別の最多は10歳未満で次いで40代
三重県では6月27日、新たに139人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。6日続けて1週間前の人数を上回っています。
感染がわかったのは、10歳未満から90代までの139人です。内訳は津市が34人、四日市市が24人、伊勢市と鈴鹿市がそれぞれ13人ずつなどとなっていて、4割以上の感染経路が今のところわかっていません。
年代別では10歳未満が18.7%で最も多く、次いで40代が16.5%で多くなっています。
県は「感染者数が前週比で上回る日が続いていて、下げ止まっている。今後、上昇に転じる懸念がある」として、熱中症に気を付けながらマスク着用など基本的な感染対策をしてほしいと呼びかけています。
27日は入院していた重症の70代女性が、24日に亡くなったことも発表されました。女性には基礎疾患がありましたが、新型コロナが死因だったということです。
三重県の27日時点の入院患者は前日から2人増えて62人で、病床使用率は17.9%に上がっています。
重症者は1人減って、5月31日以来27日ぶりにゼロになりました。自宅療養者数は7人減って1222人です。