サッカーJリーグは28日の理事会でJFLの鈴鹿ポイントゲッターズについて準加盟に当たる「百年構想クラブ」の資格を剥奪しました。これによりチームは来シーズンJFLからJ3に昇格する可能性がなくなりました。

 鈴鹿ポイントゲッターズは「元役員との間で適切ではない金銭のやり取りがあった」などとして、今年2月にJリーグから解除条件付きで資格停止処分を受けていました。

 鈴鹿は停止処分の解除に向けガバナンス体制の改善などが求められ、27日に監督兼GMを務める三浦泰年氏が運営会社の代表取締役GMに就くなど役員体制を一新する人事を発表しました。

 しかしJリーグは28日の理事会で取り組みは現時点では不十分であり解除条件を満たせないと判断しました。