愛知県では6月30日、新たに1322人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。23日木曜日に比べて408人多く、これで10日続けて1週間前を上回っています。

 内訳は名古屋市が455人、岡崎市が88人、春日井市が85人、豊田市が61人、豊橋市が52人、一宮市が32人などとなっています。

 また、名古屋市の中高一貫校で生徒や教師らあわせて90人が感染したことがわかり、県はクラスターと認定しました。

 県によりますと、部活動で感染者が発生し各学年に拡がっていったとみられるということです。愛知県の学校や保育施設関連で発生したクラスターの規模としては過去最大です。

 大村知事はこのところの感染者増加について「リバウンド」としていて、30日の会見では、ワクチンの4回目接種の対象を現在の「60歳以上の人」や「基礎疾患のある人」などから、「3回目を接種した全ての人」に拡大するべきとの考えを示しました。30日付で厚生労働省に要請したということです。