7月1日から7日まで、労働災害防止の意識を高める「全国安全週間」です。愛知労働局の職員が、清須市のキリンビール名古屋工場で「安全パトロール」を実施しました。

 パトロールでは、トラックでは交通事故より多発しているという荷台からの転落事故防止のため、荷台の乗り降りに階段を使っていることなどを確認しました。

 また、熱がこもりやすい倉庫で作業する従業員の熱中症対策としてファンの付いたベストを着用したり、「バズーカ」と呼ばれる強力なエアコンを使用したりするといった取り組みについて説明を受けていました。

愛知労働局の局長;
「それぞれの事業所で創意工夫しながら取り組んでいただけるように、理解を進めていただきたい」

 愛知労働局は7月中に、およそ1000の事業所で安全衛生指導をする予定です。