岐阜市が子供が教師と悩みを共有できるアプリを開発し、タブレット端末でサポートします。

 岐阜市では2019年7月、中学3年の男子生徒がいじめを苦に自殺する問題が起き、市は再発防止対策を進めてきました。

 この一つとして、岐阜市は子供がタブレット端末を使い、体調や気分について教師と情報を共有できるアプリを開発し、6月28日から陽南中学校で実証実験を始めています。

 このアプリには、話を「きいてほしい」というボタンがあり、「学校」や「友人」といった話したい項目と、相談相手の教師を選べるようになっています。

男子生徒:
「毎日、自分の状態を確認できるので、いいアプリだなと思いました」

女子生徒:
「(相談する)一歩を出しづらいときがあると思うんですけど、そういう時に一歩を出す支えになると思います」

 このアプリは2023年1月から、岐阜市内の全小中学校で導入予定です。