三重県では7月5日、新たに302人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。14日続けて1週間前の人数を上回っています。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの302人です。内訳は四日市市が57人、松阪市が35人、鈴鹿市が34人津市が33人などとなっていて、感染者が300人を超えるのは6月1日以来34日ぶりです。

 年代別では10代が17.5%で最も多く、20代以下も134人で全体の44.4%を占めています。

 直近1週間の10万人あたりの感染者数は108.18人で、前週71.68人の1.51倍となっています。

 県は感染状況について、「6月下旬から緩やかな感染増加が続いているため、熱中症には十分注意しつつ、マスクの着用や換気などの感染防止対策を徹底してほしい」としています。

 三重県の5日時点での入院患者は、前日から3人減って92人で、病床使用率は26.5%に下がっています。重症者は1人で変わりません。

 自宅療養者数は66人増えて1896人です。