愛知県では7月6日、新たに2737人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1週間前から1303人増え、16日続けて1週間前の新規感染者数を上回りました。

 市町村別の内訳は名古屋市が999人、岡崎市が160人、豊田市が134人、安城市が95人、大府市が92人、一宮市が91人、春日井市が89人、豊橋市が84人、刈谷市が76人などとなっています。

 岡崎市では小学校で児童11人、高齢者施設で利用者と職員合わせて12人が感染し、それぞれ新たなクラスターに認定されたほか、豊田市でも高齢者施設で関係者10人が感染するクラスターが確認されました。

 愛知県は6日、県内在住の50代の2人にオミクロン株の新たな系統「BA.4」の感染が判明したと発表しました。県内でBA.4の感染が確認されるのは初めてです。

 県によりますと、2人は同居する家族ですが、詳しい感染経路は分かっておらず、直近での海外渡航歴や県外への移動歴もないことから、市中感染の可能性が高いということです。