3日後に迫った参院選の投票日を前に、岸田総理が公示後初めて三重県に入り、政府の物価高対策などへの取り組みを強調しました。

岸田首相:
「日本の国民の皆さんが、現実の物価高騰の中で苦しんでいる。総理大臣が本部長になり、日本の物価高騰、エネルギー・食料品の価格高騰がその要因の大部分を占めることからして、この部分に的確に対応した物価対策を用意する」

 岸田総理は7日午後4時過ぎ、事実上の与野党一騎打ちで激戦区となっている三重県を訪れ、与党の物価高対策などを強調し、支持を訴えました。

 また、物価高対策で政府が1兆円の予算を用意したことをあげ、「新型コロナを乗り越え、コロナ前に戻るのではなく新しい時代を作っていかないといけない」と述べました。