入国制限の緩和受け…中部空港で動植物の検疫制度についての啓発活動 入国者の増加見込まれ検疫を強化
新型コロナウイルスの水際対策として制限されていた、海外からの入国が緩和されたことを受け、中部国際空港では動植物の検疫制度についての啓発活動が行われました。
(リポート)
「セントレアの国際線到着出口では、タイ語やベトナム語で書かれたチラシを検疫所の職員が配布しています」
8日は午前9時半ごろから、中部空港の国際線到着ロビーで、動物検疫所の職員が日本への持ち込みが禁止されている肉製品や植物について書かれたチラシを、外国人観光客などに配りました。
6月に公表された入国制限の見直しで、海外から日本に入国する人の増加が見込まれていて、農林水産省が伝染病の拡大などに繋がる恐れのある動植物の検疫を強化しています。
禁止されていることを知らずに持ち込んでしまうケースがほとんどだということで、動物検疫所の担当者は「今後も月に3回ほど啓発活動をしていきたい」としています。