愛知県では11日から「夏の交通安全県民運動」が始まり、県庁で出発式が行われました。

楢崎正剛さん:
「命をアピール、ハンド・アップ」

 愛知県庁前で行われた出発式には、大村知事や、名古屋グランパスなどで活躍したサッカー元日本代表ゴールキーパー・楢崎正剛さんらおよそ80人が参加。

 手を挙げて道を渡る「ハンド・アップ運動」の推進や、歩行者優先での運転をドライバーに呼び掛けるなど、交通安全を訴えました。

 県内では今年の交通事故の死者数が10日時点で72人と、去年の同じ時期より18人増えていて、警察は飲酒運転や信号無視などの取り締まりを強化していくとしています。

 夏の交通安全県民運動は、7月20日までです。