三重県では7月14日、1224人が新型コロナウイルスに新たに感染したことがわかりました。2日続けて過去最多の人数となっています。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの1224人です。内訳は四日市市が244人、津市と桑名市がそれぞれ158人、松阪市が134人、鈴鹿市が102人などとなっています。亡くなった人の発表はありませんでした。

 前日13日の1068人を156人上回り、2日続けて過去最多の人数となっています。

 要因について県の担当者は、従来の「BA.2」系統より感染力が強いと言われる「BA.5」系統への置き変わりが影響している可能性があるとしています。

 県内の直近1週間の10万人あたりの感染者数は292.84人で、前週の138.57人の2.11倍です。5日続けて2倍を上回っています。

 三重県の14日時点の入院患者は、前日から13人増えて160人で、病床使用率は35.0%です。病床使用率が35.0%を超えるのは、3月8日以来128日ぶりです。重症者は1人のままです。

 自宅療養者数は、788人増えて5523人になり、4月16日以来89日ぶりに5000人を超えました。