名古屋市では7月14日、新たに2285人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 新たに感染がわかったのは、10歳未満から100歳以上までの2285人です。

 年代別では10歳未満が314人、10代が341人、20代が398人で最も多く、30代が391人、40代が382人、50代が206人で、60代は108人、70代は72人、80代は51人、90代は21人、100歳以上は1人でした。

 このうち中等症とされた人は60人で、10歳未満は2人、10代と20代、40代は5人、50代は3人、60代は4人でした。70代は12人、80代は15人、90代は9人と、高齢者ほど割合が高くなっています。

 名古屋市では3日続けて新規感染者が2000人を超えていて、941人だった1週間前の木曜日からは2.4倍、455人だった2週間前からは5倍以上に増えています。

 市は変異株「BA.5」への置き換わりや、50歳未満における3回目のワクチン接種率が低いことなどが急増の要因と分析していて、基本的な感染防止対策の徹底やワクチン接種を呼びかけています。