夏のレジャーシーズンを前に愛知県田原市で15日、ヘリコプターを使った水難救助訓練が行われました。

 訓練は、田原市消防署の職員や名古屋消防航空隊員などおよそ40人が参加し、海上で浮いている人が見つかった想定で始まりました。

 海上で保護した要救助者をヘリコプターから降下した隊員が引き上げ、浜辺で待つ救急隊員に引き渡すまでの手順と隊員同士の連携などを確認していました。

 田原市消防署の担当者は、「波の状況によってはヘリでの救助が必要になるため、訓練を通して安全で迅速な救助ができるようにしていきたい」と話していました。