新型コロナの感染急拡大を受けて15日午後、東海3県の知事らがオンライン会議を開き、引き続き感染対策を徹底するよう共同で呼びかけました。

大村愛知県知事:
「第6波が収束する前に第7波が襲来した。早く抑え込んで、社会経済活動をしっかりと回していければ」

 15日午後4時半ごろから開かれた会議では、急激な感染拡大を受け、人の流れが活発になる夏休みシーズンを前に、3県の県民に感染対策の徹底を求める「共同メッセージ」がまとめられました。

 メッセージでは、熱中症に注意しながらマスクを着用することや、換気の徹底、帰省や旅行といった県をまたぐ移動の際は感染リスクの高い行動を控えることなどを求めています。

 会議で愛知県の大村知事は「入院患者数の状況がひっ迫してきた場合は、8月末までに延期となった県民割の中断もあり得る」との考えを示し、各県とも日々の感染状況を見ながら経済活動に取り組むとしています。