名古屋市では7月20日、新たに4953人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1日の感染者数としては過去最多です。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの4953人です。

 1日の感染者数としては、これまでに最も多かった2022年2月2日の2811人を大幅に上回り、過去最多となります。

 年代別では10歳未満が772人、10代が831人、20代が776人、30代が813人、40代が797人、50代が456人、60代が221人、70代が171人、80代が86人で90代が30人でした。

 中等症以上の患者は10歳未満と40代と50代が4人、10代が6人、20代が9人、30代が5人、60代が8人で、70代は14人、80代は11人、90代は9人でした。

 19日夜時点の自宅療養者数は1万5310人で、市内に622床あるコロナ病床の使用率は37.1%です。

 市の担当者は「複数の医療機関に問い合わせないと受け入れ先が決まらず、入院調整に時間がかかるケースが出てきている」と話しています。

 20日はまた、基礎疾患があった60代女性の感染者が亡くなったことも発表され、名古屋市の死者は803人になりました。