岐阜県では7月20日、新たに2594人が新型コロナウイルスに感染していることがわかりました。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む2594人で、1日に発表される感染者の数としては過去最多の人数です。

 岐阜県の古田知事は、感染者の増加を受けて会見を開き「コロナ病床のひっ迫はさることながら、医療従事者の感染による欠勤者の増加や入院患者の感染拡大により一般医療にも影響が及んでいる」と危機感を示しました。

 第6波の感染拡大の際も、多くの病院で入院の受け入れ停止を余儀なくされる状況になっていて、今後も大きな影響が出ることが懸念されています。

 20日は新たなクラスターも3件公表され、可児市の高齢者福祉施設では入所者4人と職員3人のあわせて7人の感染がわかっています。この施設では、これまでに13人の検査が終わっているということです。また、岐阜市の2つ高齢者福祉施設で新たなクラスターが確認されています。

 県内の病床使用率は19日時点で30.3%、重症者は1人です。