名古屋市は21日、新たに4908人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 新たに感染がわかったのは、10歳未満から90代までの4908人です。名古屋市が発表する1日の新規感染者数としては、20日の4953人に次いで過去2番目に多い人数となりました。

 年代別では10歳未満が625人、10代が790人、20代が901人で最も多く、30代が825人、40代が778人、50代が468人、60代が238人、70代が147人、80代が104人で、90代が32人でした。

 このうち中等症の患者は、10歳未満と20代と90代がいづれも4人で、10代が6人、30代が8人、40代と60代がいづれも7人、50代と70代がいづれも5人で、80代は15人でした。

 20日夜時点での自宅療養者数は1万8522人、市内に622床ある新型コロナ病床の使用率は42.9パーセントで、どちらも急増しています。

 市の担当者は感染の拡大について「頂点を迎えているという感触は全くない」として、今後も新規感染者数が高い水準で推移するのではとの見通しを示しています。