新型コロナの再拡大で回復傾向にあった東海道新幹線の利用にも影響が出始めています。

金子慎社長:
「少し回復基調で来たものがですね、今(新幹線の)利用状況は足下は落ちているというところまではいってないんですが、伸びなくなっているという状態です」

 JR東海によりますと、東海道新幹線の7月の利用状況は、20日時点でコロナ前の2018年に比べて7割ほどに留まりました。

 東海道新幹線の需要は2022年2月以降右肩上がりで、6月の時点で7割ほどにまで回復していましたが、新型コロナの感染再拡大の影響もあり伸び悩む形となりました。

 金子慎社長は21日の会見で、感染の再拡大によって再び新幹線の需要に影響が出ることを懸念し「感染拡大の状況を注視したい」と話しました。