岐阜県では21日、新たに2029人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、1人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や多治見市などに住む0歳からの90代までの2029人です。

 感染者数が2000人を超えたのは、過去最多となった20日に続き2日連続となります。

 岐阜県は「感染が急増してから少しタイムラグがあって入院や重症者が増えてくる。保健所も必要な調整を迅速に行うことが難しくなる」と今後について懸念を示しています。

 新たなクラスターは2件公表され、このうち郡上市の病院のクラスターでは、入院患者や職員らあわせて26人の感染がわかっています。

 また、各務原市の高齢者福祉施設では、入所者と職員であわせて11人の感染がわかり、クラスターとなっています。

 21日は郡上市の70代の男性が亡くなったことも公表されました。男性は基礎疾患があり、搬送先の病院で亡くなりました。

 県内の病床使用率は20日時点で29.7%、重症者は1人となっています。