岐阜県では22日、新たに1997人が新型コロナウイルスに感染していたことがわかりました。また、2人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳から100歳以上の1997人で、過去3番目に多い水準です。

 18日から21日までのスクリーニング検査では、500件のうち70%以上の358件がオミクロン株の派生型「BA.5」疑いでした。

 新たなクラスターは3件公表され、このうち恵那市の障害者福祉施設のクラスターでは、入所者や職員らあわせて16人の感染がわかっています。

 各務原市のデイサービス施設では、利用者や職員らのほか隣接する高齢者福祉施設の入所者も含めあわせて11人の感染が判明し、クラスターとなっています。

 22日は、岐阜市の80代の男性と郡上市の80代の男性が亡くなったことも公表されました。2人とも基礎疾患があり、ワクチンは接種済みで入院中の病院で亡くなりました。

 県内の病床使用率は21日時点で32.1%、重症者はゼロでした。