新型コロナウイルス感染者の急増を受けて、患者が殺到した名古屋の休日診療所も対応に追われています。

(リポート)
「診療開始から15分程度が経ちましたが、既に敷地の外にまで待機の列ができています」

 感染者の急増に、名古屋市瑞穂区の休日急病診療所も対応に追われています。

 発熱などを訴える患者は乗ってきた車の中などで検査をすることになっていて、24日は午前中から順番待ちの列が周辺の道路まで溢れていました。

 診療所によりますと、先週末には患者が前の週のおよそ2倍、1日あたり100人程度に増えたため、通常1人の医師を2人にする対応を取りましたが、24日は午前だけで45人の患者が訪れ、うち30人あまりの感染が確認されました。

瑞穂区休日急病診療所の石原所長:
「お盆までは完全に医師も2人体制にして、スタッフも増員して。軽症の方は待てるのであれば次の日まで待って、いつも行っている開業医さんなどにかかっていただけると」

 この診療所では、来週以降は臨時の駐車場を増やすなど、さらなる患者増加への対応を進めていくとしています。