「自分もコロナでは…」休日急病診療所に来る人が急増 医師「追加接種等で医療に負担かからない準備を」

　新型コロナの拡大で医療従事者が感染したり濃厚接触者になったりして、医療体制に深刻な影響が出ています。

　新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、NHKの討論番組で「本当に治療・入院が必要な人が医療にアクセスできていない」と危機感を示しました。

　そのうえで「軽症者が病院に行かず、薬局などで簡単に抗原検査キットを手に入れられるような環境づくりをすべきだ」との考えを示しました。

　24日に取材した名古屋市の休日急病診療所でも、家族や友人など周囲の人がかかったため「自分もコロナでは…」と検査に来る人が増えているそうです。

　まずは感染予防が第一ですが、第7波とされる中、いつコロナにかかってもおかしくない状態で、医師は「ワクチンの追加接種などで、医療に負担がかからないための準備をすることが大事」としています。

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