三重県では7月25日、新たに1660人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。月曜日としては過去最多となりました。

 感染がわかったのは、0歳児から100歳代までの1660人です。

 内訳は四日市市が416人、津市が312人、桑名市が192人、松阪市と鈴鹿市でそれぞれ105人などとなっています。

 三重県は25日、県内で初めてとなるオミクロン株の「BA.4」系統の陽性者が確認されたと発表しました。

 BA.4系統に感染していたのは、7月中旬に公表された40代の男性1人です。県が7月中旬に公表した陽性者のうち、無作為に選んだ30人の検体をゲノム解析した結果、この男性がBA.4系統に感染していたことがわかりました。

 男性は自宅療養中で重症化はしていませんが、県によりますとBA.4系統は従来のBA.2系統より感染力が強く広まりやすいとしています。

 ゲノム解析した30人のうち18人が「BA.5」系統だったということです。

 25日は亡くなった感染者や、新たなクラスターの公表はありませんでした。

 25日時点の三重県の入院患者数は、前日から9人増えて203人になりましたが、25日から病床数を16床増やしたため、病床使用率は42.6%で、前日から0.5ポイントの増加となりました。重症者はゼロのままです。

 自宅療養者数は802人増えて1万3747人で、4日続けて自宅療養者数が1万人を超えました。