従業員に新型コロナの感染が判明し、トヨタ自動車は、工場で一部のラインを稼働停止しました。「カローラ」などの生産に影響が生じています。

 トヨタによりますと、愛知県豊田市の高岡工場で26日までに従業員8人に新型コロナ陽性が判明し、一部の生産ラインで26日の夜間の稼働を停止しました。

 工場内を消毒し27日朝から生産を再開しましたが、必要な数の従業員を確保できないことから、27日も夜間の稼働を停めることを決めました。

 この影響で「カローラ」や「カローラクロス」などおよそ650台の生産に遅れが出るということです。

 トヨタの完成車工場でコロナの感染が判明して稼働が止まるのは、2022年1月以来およそ半年ぶりです。