名古屋市は27日、新たに5465人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、高齢の感染者8人が亡くなったことも発表されています。

 新型コロナへの感染がわかったのは、10歳未満から100歳以上の5465人で、過去最多を上回りました。

 年代別では10歳未満が687人、10代が693人、20代が935人で最も多く、30代が895人、40代が906人、50代が595人、60代が327人、70代が231人、80代が142人、90代が52人で、100歳以上も2人いました。

 このうち中等症以上の症状が出ているのは、10代と100歳以上が1人ずつ、20代と60代が7人ずつ、30代と40代が11人ずつ、50代が14人で、70代が22人、80代が24人、90代が13人です。

 26日夜時点の自宅療養者数は過去最多の2万8853人で、市内に622床あるコロナ病床の使用率も57.1%まで上昇しています。

 27日はまた、70代から90代の感染者8人が亡くなったことも発表され、名古屋市の死者は815人になりました。

 このうち70代の女性は、23日に感染が判明した時点では軽症で自宅療養していましたが、翌日容体が急変し救急搬送されたものの、病院で死亡が確認されたということです。