岐阜県では7月27日、新たに2396人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また2人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳から100歳以上の2396人で、1日の感染者としては過去3番目に多い数です。

 新たなクラスターも3件公表され、大野町の高齢者福祉施設では入所者4人や職員2人など、あわせて10人の感染がわかっています。この施設ではこれまでに24人の検査を実施していて、今後追加で検査を進めるということです。

 このほか、美濃加茂市の高齢者福祉施設で7人、山県市の障害者福祉施設でも7人の感染がわかり、クラスターとして公表されています。

 また県は、新型コロナに感染した神戸町の60代男性と郡上市の80代男性が亡くなったことを発表しました。

 郡上市の男性は感染が分かり入院中、神戸町の男性は救急搬送され、その後の検査の結果、新型コロナへの感染が判明したということです。

 2人はいずれも基礎疾患があり、ワクチンは接種済みだったということです。亡くなった人は累計で360人になりました。また、県内で初めてオミクロン株の「BA.4」系統が確認されたことも発表されています。

 26日時点の病床使用率は38.7%、重症者は2人です。